仕事を頑張っても給料は変わらないのに何故頑張るのか

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私はプログラマーを10年以上しておりますが、昇給はほとんどしたことがなく手取り20万円未満という状況です。

上記の記事を書いたときと会社は変わりましたが、給料は更に下がっており今後も上昇する見込みが有りません。

給料の大小に個人差はあると思いますが、インセンティブありの営業職などの一部の人を除けば、私と同じで「頑張っても給料は変わらない」という人は多いのではないでしょうか。

このような状況では、仕事を効率的に終わらせようという気力が失われます。

その対策について記載をしていこうと思います。

給料が変わらない会社では残業をしたほうが得

私の場合、毎月の給料は20万円でボーナスは有りません。昇給も有りません。

なので、どれだけ効率的に働いても結果は同じだと考えてしまいます。

ボーナスが出るという人でも、それは「個人の成績より会社や部署の業績に依存する」という人が多いのではないでしょうか。

一方で残業をした場合には、明確に貰える金額が増えるので

効率的に仕事する→残業がなくなる→給料が減る

ということになり、仕事を効率化することで金銭的にマイナスになってしまいます。

また「効率化をする」、「本気で仕事をする」というのは相当頭を使うことが多いです。

頭を使うことは避けたいと思うのが普通なので、このような状況において「効率的に仕事をしよう」とするのは困難です。

そこで私が考えた対策が4つあるので紹介をしていきたいと思います。

効率的に終わらせることで自己肯定感が高まるということを知る

これは個人の性格にもよると思うのですが、「ダラダラと作業をしていて成果が上がらない状況」ですと自己肯定感が下がっていくことが多いです。

少なくとも自分の場合は、ダラダラと仕事をした夜は何もする気が起きなくて、そのまま寝てしまったりします。

これは、無意識のうちに「効率的に仕事を終わらせたほうが良いのに、自分はなんて駄目な奴なんだ」と考えてしまっているからではないかと思います。

逆に仕事の成果が十分に出た日は、「今日の自分は良かったな」という気分になりアフター5も良い気分で過ごすことが出来ます。

つまり、給料面では効率的に終わらせるメリットは有りませんが、自身の感情的にはメリットが大きいと考えています。

そこで私は「効率的に仕事を終わらせれば気持ちいいから頑張ろう」と自分に言い聞かせるようにして対策をしています。


前倒しで進めて有給を取得する

日本人の有給取得率が低いことが問題になっています。

有給を取りにくい職場雰囲気と別に、仕事に余裕がなさすぎるというのがあるのではないでしょうか。

有給を取るということは丸1日作業が遅延するということです。

有給をとる前提で納期を設定できる職場というのは稀だと思うので、有給を取ることによって他の日が大変になってしまうことになります。

そこで「1日分前倒せるようにして気持ちよく有給を取る」というのを目標とすると、効率的に仕事を行うモチベーションになると思います。

仕事を通じてスキルを身につけるという意識を持つ

仕事は「給料を稼ぐため」ではなく「自分がスキルアップするため」と考えながら仕事をすることで、効率的に取り組めるようになります。

「この仕事を3時間で終わらせるにはどうすればいいだろう」と考えて工夫をすることで、処理能力が向上したり知恵を身につけられたりします。

一方で「これは5時間くらいかかりそうだなあ」と考えて素直に仕事をしているだけでは新しい発見は少ないと思います。

つまりない仕事であったとしても、「スキルを身につける」という意識があればスピードを意識することになるので、ダラダラと作業をしてしまうのを防げると思います。

他人と比較する

最後はあまり褒められた方法ではないですが、同じような作業をしている人に対して心の中でマウントを取るという方法です。

効率的に終わらせることによって、その人よりも1.5倍の成果を上げることができれば相当な優越感が得られるはずです。

その優越感を得るというのを意識して行動することで、仕事を全力でこなせるようになると思います。


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