
会社を辞めてから次の就職先が決まらない管理人のヒロユキです。
アルバイトの募集に積極的に応募していますが、3連続で書類を送付した時点で落とされてしまいました。
明後日に面談をしてもらえるバイト先がやっと見つかったため、うまく進めば無職からフリーターにステップアップできます。
フルタイムで働いた場合、手取りは14万円くらいになる見込みです。
そこで、しばらく前に流行った「手取り14万円お前が終わってんだよ」について意見を記載していきたいと思います。
収入を上げる努力をしてこなかった自分が悪い
執筆時点から半年以上前の出来事なのですが、「手取り14万論争」盛り上がりについて書いてみます。
Twitterが発祥と思われがちですが、発端はガールズちゃんねるの以下のスレッドのようでした。
アラフォーの会社員です。
主は手取り14万円です…
都内のメーカー勤続12年で役職も付いていますが、
この給料です…
何も贅沢出来ない生活
日本終わってますよね?
https://girlschannel.net/topics/2359507/
投稿者はメーカーに12年通ったにもかかわらず手取りが14万円ということで相当厳しい労働環境ですね。
実は私もプログラマ10年目で手取り18万円でした。( 残業なしの場合)
当時「なんで専門職でこんなクソ給料なんだろう」と嘆きブログ記事にしたこともありました。
14万のトピ主さんは、私より更に4万も安いのですから、ネット上に愚痴を書きたくなる気持ちは凄くわかります。
この投稿に対して、Twitter上で「#手取り14万円」というワードがトレンドになるくらい 活発に議論されました。
そして堀江貴文さんが、「手取り14万?お前が終わってんだよ」と投稿して炎上します。
この投稿の意図について、youtubeで詳しく解説していただいていますね。
この動画について要約させてもらうと
- 情報を集められる時代になったので、保守的な人がおいていかれるのは当然
- クラウドワークスなどで14万を稼ぐのは簡単
- オンラインで教材がある時代になったのでスキルアップも簡単になってる
- 「年収が低い=終わっている」という発想自体が遅れている(田舎でもネットを楽しめる時代)
つまり、チャンスは山ほどあるのに14万の会社で働き続けているのはおかしいという主張だと思います。
この堀江さんの主張に対して、私は大賛成です。
私自身が、有用なスキルが全くつかない低収入な職場で20代を過ごしてきました。
その状況で考えていたこと言えば「早く帰ってソシャゲやりてえ」でした。自分が将来どうなるとか全く考えていません。
一方で今400万とか稼がれている方も、 「早く帰ってソシャゲやりてえ」 かもしれません。しかし、有用なスキルが身につく職場で頑張ったのではないでしょうか。
私は、今の職場を続けた場合の市場価値を全く考えず、危機感のないまま保守的に行動しました。
「 情報を集められる時代に集めなければ格差になる」という堀江さんの言葉のとおりです。
情報を得ていれば危機感を持っていたのかもしれません。次項で記載しますが、危機感を持たなかった理由は正社員だったからです。
30代はスキルがなければ職歴なしと大差ない
低収入の仕事の場合、殆どが「スキルがほとんど身につかない仕事」と言ってよいかと思います。
当然ですが、高度なスキルが求められる仕事であれば、給与がなければ人が集まらないからです。
日本の社会は年齢至上主義であり、職歴至上主義でもあります。
30代を超えてくると「お前は何ができる?」ということより「お前は何をしてきた?」ということにフォーカスが当たるようになります。
私は「 印刷のテストだけのひたすらやる案件 」を長く継続していました。
職務経歴書には「テスト仕様書に従い、帳票の印刷テストを実施」と書かざるを得ないです。その結果、 アルバイトの募集に対して3回連続で書類選考落ちとなりました。
この経歴は書いてあるだけでマイナスなんです。無職期間と全く同じなんです。
書いてあるだけで「あっ…こいつは、こういうのしか出来ない人間なんだな」と思われます。
「正社員だからキャリアになっているだろう」という幻想を持って継続していた俺終わっていた。
底辺は抜け出せないから継続する
ではなぜ底辺職を継続してしまうのか。以下のことが考えられます。
- 保守的である(堀江さんの主張)
- 危機感を持っていない(前項に記載の通り)
- 抜け出した先が地獄だから
- 地獄に耐えるだけの貯金がないから
後ろ2つについて、詳細を記載してみたいと思います。
私は「もう、この仕事を続けていても全く意味がない」と思い、会社を辞めてしまいました。
その結果待っていたのは、アルバイトすら受からないという日々でした。激しい焦りと自信喪失を感じています。
私の頭がもう少し良ければ「こんな経歴で転職なんて無理なんだから、低収入でも正社員を続けよう」と考えていたと思います。おそらく勤続12年手取り14万の方もそうなのではないでしょうか。
堀江さん以外でも「そんな会社は早くやめろ」という意見が多かったですが、私のように完全収入0になる可能性もあります。
そして低収入は貯金がないため、収入が0になれば速攻で詰みます。これが底辺が継続せざるを得ない理由です。
無実績がクラウドソーシングサイトで勝ち抜くのは難しい
では、どうすればいいのか考えてみたいと思います。
堀江さんはクラウドソーシングサイトで稼ぐことを解決策として提示されていました。
しかし、クラウドソーシングサイトは競争が加熱しているため、「独学でちょっと勉強した」だけの人が参入するのは難しいと感じています。
例えばよくおすすめされる「ランディングページの作成」


応募欄にはプロのデザイナー経験がある方などを含め、すごい経歴の人がズラッと並んでおり、「初めてですが、独学で勉強しています」という人が入札できる要素がありません。
フリーランスは、完全実力主義の世界なのですから、自分の実力をアピールできる実績はやはり必要なのです。
その実績を得るために就職しようと思っても、低収入の仕事で経歴が汚れているとバイトすら受からないというのが現状。
詰んだ…
14万で働きながらスキルアップを目指しかない
一度、自分の主張をまとめてみます。
- 「手取り14万?お前が終わってんだよ」→正しい
- 手取り14万の仕事は職歴なしとほぼ同じ価値
- 辞めても新しい就職先はない
- 辞めてフリーランスとして稼ぐ→甘すぎ
重要なのは、若いうちから市場価値を高めるにはどうすればいいか常に考えて行動すること。
そして30代になってから「そんな仕事やめろ」を真に受けてしまうと、一気に詰みに近くなってしまいます。市場価値が無いなら慎重になるべき。
何も考えず、適当に過ごしていた私はフリーターがやっとという状況になってしまいました。
ここからどうするか非常に難しいですが、とりあえず14万円でもいいのでバイトで稼がなければいけないです。
ただバイトを続けていては過去の私と同じなので、バイトしながら以下のことに取り組みます。
- 貯金
- 無料Kindle本などでスキルアップ
- 専門職バイトへの応募を継続
貯金
よくネット上では、「貯金するな。自分の知識に投資しろ。」と言われます。
私も1万円超えのセミナーなどを受けてきましたし、悪いとは思わないですが、ある程度貯金があるということのほうがよっぽど大事です。
少なくとも半年生活できるくらい=100万前後は貯めておきたいです。貯金0で無職(低収入)になるとまじで焦燥しますし、身動きが取れなくなります。
その後に知識に投資していけばよいかと思います。
そのために、ある程度節約の計画が必要になるかと思います。私は「シェアハウス、1日1食、交際費0」の3本で14万円から貯金を目指します。
無料Kindle本などでスキルアップ
いまだとKindleUnlimitedで月額制で本が読み放題というサービスがあります。
このサービスを利用して、専門知識をつけます。もし貯金があれば資格取得にもチャレンジしてよいかと思います。
「独学や資格取得したところで、職歴がなければ無意味」というのは間違いないと思います。
そこで「今すぐ転職しよう」みたいなことを書いてあるサイトが多いです。それは重要なことなので実施していきますが、全敗の可能性も高いです。
転職活動は長期戦になる覚悟で簡単に継続し、 まずは無スキル脱出にウェイトを置いて行動します。
専門職バイトへの応募を継続
非正規労働は掛け持ちが可能というのが唯一のメリットではないでしょうか。
前述した転職活動の長期継続についてですが、「専門性の高いバイト」へ応募をしていく予定です。
私は元プログラマなので、ITへの復帰を目指していますが
データ入力のバイト→デバッグのバイト→デザインのバイト→プログラミングのバイト
という感じでバイトの専門性に序列があります。
バイト先には申し訳ないのですが、上位のバイトに受かればそちらにシフトしていき、実績とスキルを獲得したいと思っています。
そして最終的に正社員またはフリーランスのプログラマを目指していきます。
まとめ
手取14万は終わっているから、今すぐ市場価値が上がる職場に行けよ
自分みたいにアルバイトも落ちるようになったら、それも難しいので、ベイビーステップで進んでいくしかない