僕はブログなどの副業を頑張ろうと思い、就業後に時間を確保するようにしています。ですが「今日は疲れているので明日から頑張ろう」と考えてしまいがちです。
また、仕事においても面倒なタスクや対人が絡むタスクについては、先延ばしをしてしまい毎回自己嫌悪に陥っています。
書籍などを調べて先延ばしの対策をしているのですが、未だに完全に克服することは出来ていません。
しかし、ある程度効果があり「以前よりはマシになってきているかな」と感じる対策もいくつか有りました。
そこで、自分が試して効果があった先延ばし対策について記載をしていきたいと思います。
同じように先延ばしに苦しんでいる人の参考になれば幸いです。
休みに1週間分の予定を考える
僕のように意思が弱い人間の場合は「毎日の予定を立てる」ということが必須だと思っています。
予定を立てている場合、予定があるのに対応しないという罪悪感を避けるために行動に起こしやすくなります。
僕は土曜日に1週間の予定をGoogleカレンダーに記載してしまい、その予定を出来る限り守るようにしています。
土曜日に1週間分の予定を入れてしまう理由としては、毎日スケジュールを立てようとすると「今日は眠いから楽なスケジュールにしよう」という甘えが発生してしまうからです。
また、火曜日辺りまで気合でスケジュールを死守すれば「ここまで頑張ったのだから残りも頑張って守れるようにしよう」という気分になってきます。もしくは、「ここで頑張らないと週の後半が辛い」という気分になります。
毎日スケジュールを設定しようとすると、毎日リセットするタイミングが生まれてしまうので簡単に妥協や先延ばしをしてしまいます。
予定だけでなく実績も管理する
予定を立てるだけでなく、予定に対して実際の実績値を記録していくようにしています。これらを実行する目的としては
- 予定を立てる時に見積もった作業時間が妥当であるか検証する
- 先延ばしをすると、先延ばしをしたという事実を書かなくてはいけなくなる
前者は単純に見積もりの精度を上げて今後のスケジュールを正確にしていくという狙いです。
後者ですが、自分の行動を記録するようにすると仮に先延ばしをしてしまった時
「13時~15時 Youtubeを見てしまった」
などと実績に書かなくてはいけなくなります。
これは相当嫌な作業になるので、これを避けるために先延ばしをせずに取り掛かることが出来るようになりました。
※ただ、自己肯定感は相当下がっていったと思います。
簡単にできる作業から始める
ビジネス書などを読むと「午前中に難しい作業を行う」というのが推奨されていると思います。午前中のほうが頭が冴えているからというのが理由になります。
僕も試してみたのですが、どうにも仕事に取り掛かることが出来ず生産性が非常に悪い状態になってしまいました。
性格にもよると思いますが、先延ばし癖のある僕的には以下の順番で作業を行うのが良かったです。
- 簡単な作業
- 難しい作業、嫌な作業
- 中間くらいの難易度の作業
簡単な作業は比較的抵抗なく取りかかれる上に、作業興奮により次の作業にも意欲的に取り組むことが出来るようになります。
逆に、いきなり難しい作業を行おうとすると、苦痛すぎて取り掛かりが難しくなってしまいます。
また最後に嫌な作業を残すと「明日でもいいや」という気持ちが芽生え始めてしまうので2番目に実施するようにしています。
先延ばしの原因になるものをシャットアウトする
先延ばしをしてしまうということは「本来やろうとしていた事以外の行動をする」ということです。
そこで、先延ばしをしてしまった場合にどのような行動をとっていたかを振り返ります。
僕の場合
- 夜に勉強をしようと思ったが寝てしまった
- Youtubeやゲームなどを楽しんでしまった
- 外食をするために出かけてしまった
ということが多いです。
対策として、これらの行動が取りにくくなるようにしました。具体的には以下のとおりです。
- 布団を畳んで押入れに入れてしまう(寝るための手間を増やした)
- ブックマークから見たくないサイトを削除した
- 外食できないように財布に現金をいれないようにした
少し手間を掛ければ実施できてしまうのですが、何も対策をしていないときと比較すると先延ばしをしてしまう頻度がグッと減りました。
ストレスになっているものを解消する
僕が先延ばしをする最大の理由は「ストレスや不安がある」ということだと思っています。
仕事で毎朝罵倒されていた時があったのですが、帰宅後は「ストレスを解消させるために好きなことをやる or 寝て現実逃避」の2択でした。
その後でプロジェクトが変わり、比較的ストレスがない状態になった途端に副業のためのブログを毎日かけるようになりました。
「全く同じ人間でもストレスの有無で行動力が全く違ってくるんだな」ということを実感いたしました。
この経験から、仕事や人間関係で不安やストレスを大きく感じているときは先延ばし癖が絶対に出るという考えを持つようになりました。
そのため、多大なストレスを受けているときは「先延ばしをどうするか」より、ストレスフルな環境から逃げる方を考えるべきだと思います。
まあ、それが簡単にできたら苦労はしないのですが、ここで無理に先延ばしの対策を講じるより「今はストレスが多いからダラダラしてしまうのも仕方ない」と割り切っていたほうがいいと思います。