
2019年の年末に「#忘年会スルー」という言葉がTwitter上で取り上げられて、TVでも話題になったようですね。
スルーという行為が話題になるくらいなので、「忘年会に行かない若者が増えている」ということだと思います。私の周りのフォロワーさんなどを見ても、仕事の忘年会は行く必要がないと思っている人が多いようです。
私は、前述した通りコミュ障なので基本的に忘年会(飲み会)スルーには大賛成です。
しかし、「この飲み会に参加してよかった」と感じる有益な飲み会を経験したこともあります。
なのでメンバーによっては、”参加したい”と思うこともあります。私がどういった飲み会が好きなのか記載してみたいと思います。
基本的に飲み会が糞だと思う理由
まず、私が基本的に飲み会が嫌いな理由を記載してみたいと思います。
列挙してみると以下のとおりです。
- 飲み屋が高すぎる(コスパが非常に悪い)
- 自分の時間がなくなる
- 話すことが苦手である
- 会社の人のプライベートなことに全く興味がない
一つずつ詳細を記載してみたいと思います。
飲み屋が高すぎる(コスパが非常に悪い)
全社の飲み会であれば、自分は一切支払いがない場合もあるかと思いますが、通常の飲み会であれば自腹の場合も多いですよね。
業界によっては先輩が払ってくれるという文化があるかもしれませんが、私が働いていたIT業界では自腹が多かったです。
その時に、気になるのはやはり支払額の多さですね。
3000円代あればかなり安いイメージで、5000円くらいが相場かなって思います。
幹事からすれば、最初に決まった額を集金できるのが楽ですから、基本は飲み放題+コース料理になると思います。
このコース料理ですが、基本的にしょぼいと思わないですか…?
個人的にファミレスで1000円くらい出したのと同じかそれ以下の満足感です。
ぶっちゃけ酒もそこまで飲みたいわけではないので、通常の5倍位払っている感覚になります。
自分の時間がなくなる
会社が終わった後に飲み会開始まで時間があるパターンがほとんどですよね。
定時が18時であれば、飲み会開始は19時みたいなパターンです。
まあ余裕がないと全員定時ダッシュ強制みたいになってしまうので仕方ないですが、こういった無駄な時間ホント嫌いです。
更に飲み会自体が2時間だとしても21時頃になってしまい、帰宅するのは22~23時頃に…。
大体暗くなるまで仕事させられるのに、それが終わってから開始ってのが有り得無いと思うのですよね。早上がりで開始する文化にならんかなあ…。
話すことが苦手である
まず大の苦手なのがアイスブレイクです。
会話をするということは、まずどちらかが会話を切り出すわけです。
- 最近はずっといい天気ですね。
- 休日は何をしているのですか?
- 最近興味のあることはありますか?
パッと無難な話題を考えてみました。
文章にすると良さそうに思うのですが、実際に席に座って「なにか話そう」となっている時、唐突に「最近はずっといい天気ですね。」と切り出すのは不自然です。
仮に向こうから切り出されたとしても、次に繋がる反応が出来そうにありません。
こちらから切り出すのも不自然、相手からの会話も不自然。
完全に詰みました。まさに、コミュ障といった感じです。
しかし周りと何も話さないわけにも行かないので、飲み会時のプレッシャーが半端ないです。
会社の人のプライベートなことに全く興味がない
「休日は何をしているのですか?」という質問をして、 仮に上手く話題が膨らんだとします。
でも、ただ時間を稼いでるだけで、全く面白くはないんですよね。
だって会社の人のプライベートとか全く興味ねーっすw
凄い面白い人や好きな人のことなら知りたくなることもありますが、普通の同僚とかだとほぼ興味ないです。
うちの前の職場だと一緒の島の人の趣味は「ゲーム」、「釣り」、「食事」、「サウナ」、「登山」とかだったかなあ。
「へー…いいですね!!」とか言ってみたりしますが、心の中では(つまんね)と思っている自分がいます。
「この飲み会に参加してよかった」と感じる有益な飲み会
そんな飲み会大嫌いな私でも、参加してよかったと思える飲み会もあります。
それは、出来る先輩や顧客から仕事の話を聞ける飲み会です。
過去に経験した話ですが
- 「何故この技術を使うことになったか」など、案件のシステムアーキテクト に関する話
- 案件のステークホルダーと思惑についての話
- セミナーに参加して得られたものについての共有
- これから業界がどうなっていくのかという話
こういう話を聞けるとモチベーションアップにも繋がりますし、翌日からの案件への見方にも影響があるかもしれないので、スルーはもったいないという気分になります。
皆さんの職場がどうなのかわからないですが、基本的に「自分が現在やっている作業に全く関係ない質問」って滅茶苦茶しにくいですよね。
案件の上位レイヤーの話や管理レベルの話に興味があっても、業務時間内に唐突に聞くのは不自然極まりないし、相手の時間を無意味に奪う行為だと思います。
しかし、飲み会の場は「何か話さないと」という空気感ですから、色々と質問して見識を増やすチャンスでもあると思います。
実際に、私は良い飲み会を体験してからというもの「自分より上だ」と思う方に積極的に仕事の話を切り出しています。
ぶっちゃけメンバーによる
前の案件では尊敬できる技術者やリーダーが沢山いたのですが、そもそも全く尊敬できる人がいねえという現場もありました。
私は断らずに参加していたほうだと思いますが、尊敬できる人がいない飲み会は100%時間の無駄と内心思っていました。次回からはドライに断っていこうかと思っています。
そして、そもそも落ち着いて話す空気にならない飲み会も多いです。
- 騒ぎたいだけのうるさい奴がいる
- 歌を歌える店
- 部下に色々やらせるパワハラ上司
個人の経験だと、銀行みたいな金融系は特に上記のようなノリが多くて苦手でした。
自分の貴重な時間を消費するのですから、こういう無理そうな現場ではすべて断るキャラを確立していこうかと思います。
飲み会に求めるものは人によって違う
ここまで自分が飲み会で嫌なこと、自分が飲み会で好きなことを中心に書きました。
凄い主観的なので、一応客観的なことも書いておくと、「おそらく飲み会に求めるものは人によって違う」ということです。
私は、「会社の人のプライベートとか興味ない。上位の方がどんな考えで仕事をしているのか知れるなら行く価値はある」という考えです。
一方で「飲み会は楽しくやりたい」という人だって多いです。
Yahoo知恵袋でこんな質問をしてみました。
会社の飲み会で仕事の話をしたいのですが、少数派でしょうか?
自分の仕事に直接関係ないことは、普段の勤務中に聞きにくいので、飲み会などで質問できたら良いなと考えています。
例えば上司の仕事内容についてとか、部の今後の戦略とかです。
プライベートのどうでもいい趣味の話とかより、よっぽど面白いと思うのですがネットで「飲み会 仕事の話」とかで検索すると、否定的な意見しか出て来なくて違和感を感じました。
実際に皆さんがどう思われているかお伺いしたいです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14218391359
頂いた答えは…

不愉快とまで言われてしまいましたw
しかし、率直な意見で大変ありがたいです。
つまり「飲み会では他愛のない話をしたい」と思われている方もいるということです。
その場合、私や上司が仕事の話をしていたら、逆に時間の無駄だと思われると思います。
飲み会の雰囲気と自分の目的を照らし合わせる
まとめると…
その飲み会が自分の目的を満たせるようなら行く、満たせないなら渋る
というのが精神衛生上一番いいんじゃないですかね。
飲み会でしか聞けない話は絶対あります。ドラスティックに拒否するのは少しもったいない気もしたので記事にしてみました。
参加有無を判断をするために、自分はどんな飲み会であれば有意義に過ごせたと思えるかを考えておくのが良いのかなと思います。