
こんにちわ。元浪費家で、現在は節約生活を送っている「ヒロユキ」と申します。
私は大学生として1人暮らしを始めた頃から家計簿をつけております。
途中、忙しすぎて帳簿をしていなかった時期はあるものの、現在は復帰しており「特に理由がない限り家計簿はつけたほうが良い」という考えを持っています。
「家計簿などつけても意味がない」、「面臭い」と思われている方も多いかと思いますので、私がつけたほうが良いと思う理由について記載いたします。
メリットとデメリット
前述のとおり、私は家計簿をつけたほうが良いと考えている立場ですが、デメリットがないわけではないので、メリット・デメリットを挙げてみたいと思います。
メリット
- お金がかかっている項目が明確になる
- 節約しようという意識が高まる
- PDCAが出来るようになる
デメリット
- 面倒くさい
- 突発的な出費がしにくくなる
1つずつ詳細を以下に記載していきます。
メリット1 お金がかかっている項目が明確になる
貯金をするために1番重要なことは何でしょうか?
当たり前だろと言われるかもしれませんが、「支出をしないこと」です。
ここで、「お金を沢山稼げば貯金もたくさんできる」と考えた方は、自分の頑張りによって収入の量が変化する歩合給の方かと思います。
そのような状況の方は羨ましい限りですが、現在の私の立場では仮に2倍の生産性を発揮できるようになったとしても収入は変わりません。
何故なら月給の額は決まっているからです。(残業の有無による残業代の増減は多少ありますが)
収入が固定されているとなれば、後は支出を減らしていくしか道はないわけです。
支出を減らすためには、ネックになっている項目を洗い出す必要があります。その後にその金額を平均値と比較して、減らせる項目に当たりをつけます。
例えば食費がめちゃくちゃ高い人が、スマホの通信料を気にして外出先でのネットを控えたとしても効果は薄いわけで、何を減らすかを考えるためにも、まずは実績をつけるべきです。
メリット2 節約しようという意識が高まる
毎日家計簿をつけていると、本当にどうでも良い出費に対してストップがかかる場合があります。
例えば自動販売機でジュースを買うなどの細かい出費です。
ストップがかかる理由としては
- 細かい出費を重ねると記載するのが面倒くさい
- 家計簿の支出を無駄に増やしたくないという心理が働く
といったところです。
特に後者はかなり有効なので、自分の意思をコントロールするために利用してみてください。
メリット3 PDCAが出来るようになる
メリットの1と2では「節約をする生活が良い」という前提で記載しました。
しかし、「俺は貯金なんかよりも自分の好きなことにお金を使いたい」という人もいるかも知れません。
ただ、そんな貯金する気0の人だったとしても、借金をしてでも浪費したいという人は少ないはずですよね。
その場合、家計簿によって消費計画を立てられるというのがメリットとなります。
私は以前、ソーシャルゲームのヘビーユーザーで1年で100万以上も課金をしていたことがあります。
ソーシャルゲームの場合は、急に強いキャラが実装されることもあるため、突発的な出費が発生することがありますが、家計簿によって娯楽費に使ってもいい額がある程度明らかになっているため、生活を脅かすほど使うことがありません。
予め生活に必要な額がわかっているので、安心して浪費できるわけです。
また節約をしている場合は、PDCAサイクルを回せるようになるのが大きいです。つまり…
- Plan(計画) →来月の予算を立てる
- Do(実行) →予算に基づいて生活を行う
- Check(評価) →達成率を確認し、達成できていなければ原因を考える
- Action(改善) →原因から改善策を考える
`というサイクルを実行し、自分の出費を理想に近づけていきます。
家計簿をつけない場合、そもそも具体的な結果もわからないわけですから、反省をすることもできません。
デメリット1 面倒くさい
1日に10分程度あれば終わるかと思いますが、その10分が非常に面倒くさいですよね。
そして1日サボってしまうと、何に出費したかもわからなくなってしまい、家計簿をつけるのを辞めてしまう。家計簿アルアルだと思います。
私も自作のEXCELで家計簿をつけていた場合は相当面倒だと感じていましたが、現在はレシートから自動入力できるアプリもあります。
この自動入力が非常に便利で入力の手間が省けるので、過去に挫折してしまった人は是非もう一度やってみてほしいですね。
ちなみに、私はzaimというアプリを使用しています。
また、このアプリには銀行口座の自動連携もあり、給与なども自動で収入に記載されます。
この機能は「セキュリティは大丈夫か?」という意見も多いようです。
私は気にせずに使用してます。理由は、連携するにあたり家計簿ソフト側と銀行側は提携をしているはずで、銀行側が提携を承諾しているということはある程度信頼できると思うからです。
事故が発生することは0ではないかもしれませんが、「交通事故が怖いから車は乗らないという考えはもったいない」と考えているので、気にせず使っています。
デメリット2 突発的な出費がしにくくなる
人生においては、「ここがお金の使いどきだ」と思うことが多々ありますよね。
家計簿を使用して計画的にお金を使用していた場合、そのような突発的なチャンスにお金を出せなくなりがちだと思います。
メリット3でPDCAの話をしましたが、せっかく改善案に沿って生活をしているのに突発的に使用してしまっては意味がないですよね。
家計簿を使用すると、どうしても財布の紐が固くなりがちなので、チャンスを逃してしまう可能性が高まります。
面倒でなければ是非つけよう
ここまでメリットとデメリットを色々と記載してみましたが、正直つけない理由としては「面倒」が9割くらいだと思うのですよね。
人間が生活する上で最も重要なお金に関することを、何も計画も反省もしないのはもったいなと思うので、面倒でも毎日帳簿のための10分は捻出すべきかなと個人的には考えています。
私は完全に節約派に回ったので、今後は家計簿を公開して自分のモチベーションにも繋げていきたいと考えています。