
こんにちわ。管理人のヒロユキと申します。
「ヒロユキくんってマイナス思考だよね」と大学時代にバイト先の人に言われたこともあるので、自分は客観的に見てもマイナス思考だと思います。
世間では「マイナス思考は辞めてプラス思考になろう」とよく言われます。
自分も昔は「プラス思考にならなきゃ」と思っていたのですが、社会人経験も10年を超え、現在はマイナス思考で悪くなかったと思えることも増えました。
それは「マイナス思考のほうが仕事において評価されやすい」と思う場面が多々あったからです。
詳細を記載してみたいと思います。
マイナス思考だと仕事のミスが少なくなる
職場で「うーん…この人仕事ができないなあ」と思う人の1つに、仕事が粗いというものがあります。
具体的に書いてみると、
- 資料のミスが多く、修正しなければいけないことが多い
- あまり上司に事前確認しない
- メールの誤字脱字が多い
などです。
「いや、そんな細かいことどうでもよくない?」と思われる方も多いかもしれません。
自分も若い頃はそうでしたが、先輩の立場になってみると、こういう基本的なことが出来ない人は結構下に見てしまいます。
何故ならレビューなどをする際に「この人はミスが多いから、しっかり見ないといけない」という感情が生まれるからです。
一方でミスが少ない人は、レビューなどの手間が減るし、自分だけで完結できているような感触を受けるので、段々と信頼するようになってきます。
仕事のミスの多さは、「自分がミスをしているという疑念を持って、しっかり確認作業をやる」ことにより減らせることが出来ます。
マイナス思考の方は、自分の成果に不安を常に感じているため、この確認作業をしっかり出来るというメリットがあります。
マイナス思考は遅刻が少ない
日本人は仕事において時間厳守を非常に気にします。実際、遅刻が多い人って信頼できないですよね。
遅刻をしてしまう理由は色々あるかと思いますが、1番多いのは「電車遅延」などの交通事情だと思います。
「交通の乱れが原因なら仕方ない」と思われる方も多いかと思いますが、自分はそうではないと考えています。
20分程度余裕を持って出社するようにすれば、交通乱れによる遅刻は80%以上は回避できると思うからです。
遅刻が多い人の行動を見ると、普段からギリギリの時間に出社していることが多いですね。
自分と同じようなマイナス思考の方であれば、「多少電車が遅れても大丈夫なように少し早めに家を出るようにしよう」となるので、非常にしっかりした人に見られます。
マイナス思考はリスクを洗い出すのが得意
前項の遅刻で書いた内容と似ているのですが、マイアナス思考の人ほど危機管理に向いていると言えます。
危機管理と書くと大げさに聞こえるかもしれませんが、個人レベルでも十分に当てはまることです。
例えば仕事にリスクが有ると思えば、周りの人に相談して良い仕事が出来るようにすると思います。
また、プレゼンなどをやるにあたっても、リスクを多く思いつく人は資料に細かく記載することができますし、相手からの質問を想定するなど準備面もしっかりすることが出来ます。
要はプラス思考の人は、「なんとかなるだろう」と思ってしまうことでも、マイナス思考の人は気になることがあるため、事前対策が打てるのがメリットです。
マイナス思考は気遣いができる
マイナス思考の人はストレスを受けやすいので、その分他人に対して配慮ができる人のことが多いですね。
自分は新卒時代に「先方に電話を掛ける時間はいつ頃がベストか」という話題を同期としていたことがあって、その時に
「とりあえず早めに行動したほうが良い」
という回答をもらったことが有りました。
色々と理由を聞いて自分もその時には納得したのですが、今は「相手のことを考えて電話するべき」という考えに戻りました。
朝一、昼前後、定時前に仕事の電話があると、あまりいい気にならない相手もいますし、急ぎでなければそこは考慮したほうが良いと思っています。
自分で言うのもなんですが、こういった他人のことを考えて行動することはマイナス思考の人のほうが得意かなと思っています。
まとめ
色々書きましたが、言いたいのは「マイナス思考の場合は、よりミスの少ないように仕事をすすめることが出来る」ということです。
そして仕事においては、「ミスが1つもないことが重要」であることが多いので、プラス思考の方よりも優れている点かなと思います。
もちろんマイナス思考にはデメリットも有るかと思いますが、世間的にあまりにも「マイナス思考は駄目だ!プラス思考になれ!」という声が大きいのでブログ記事にしてみました。