
こんにちわ。エンジニアのアルバイトをしているヒロユキと申します。
コロナウイルスの影響により、現在のバイト先でもリモートワークを選択できるようになりました。
元々リモートワークに興味があったため、早速導入をさせてもらい、開始して半月ほどになります。
そこで実際にエンジニアでリモートワークをやってみて、感じたメリットやデメリットを記載していきたいと思います。
※エンジニア自身にとってどれだけメリットが有るかという点について記載するので、経営者目線のメリットは記載していません。経営者目線でも交通費や場所の抑制になるというメリットは多そうですが。
リモートワークのメリットとデメリット
早速ですが、自分が感じたメリットやデメリットは以下になります。
メリット
- 圧倒的に時間短縮になる
- 集中力が増し生産性が上がる
- 電話連絡や対面での会議が減る
- 情報を集約化されるようになる
どちらとも言えない
- 自宅から電気代を支払う
デメリット
- ライバルが全国、全世界になっていく
- 仕事用のPCが邪魔
1つずつ詳細を記載していきたいと思います。
圧倒的に時間短縮になる
誰もがすぐ思いつくメリットだと思うのですが、通勤時間がなくなるということですね。
ただ、自分の場合は職場から30分程度の場所に住んでいたので、すごいメリットにはならないかと思っていました。
しかし実際にリモートワークに切り替えると、圧倒的に自分の時間が増えました。
以前の自分は以下のような生活スタイルでした。
リモートワーク以前
時間 | 行動 |
---|---|
7:30 | 起床 |
7:30~7:45 | 髭剃り |
7:45~8:15 | シャワー、歯磨き |
8:15~8:30 | 着替え |
8:30~9:00 | 移動 |
9:00~9:30 | コンビニによったりする |
9:30~18:30 | 仕事 |
18:30~19:00 | 移動 |
19:00~20:00 | 夕食 |
20:00~20:30 | 風呂 |
20:30~2:30 | 自由時間 |
リモートワーク後の生活スタイルは以下です。
リモートワーク時
時間 | 行動 |
---|---|
9:00 | 起床 |
9:00~9:30 | シャワー、歯磨き |
9:30~18:30 | 仕事 |
18:30~19:30 | 夕食 |
19:30~20:00 | 風呂 |
20:00~4:00 | 自由時間 |
※ちなみに朝食と昼食は取らない派です。
注目してほしいのが起床時間です。
通勤時間は30分のはずなのに起床時間が1時間30分も遅くなっています。
独身だから出来る手かもしれませんが、誰にも会わないので髭を剃ったりする必要もないですし、スーツに着替える時間も短縮できます。
また職場に通う前提だと、どうしても出退勤の前後は職場にいる時間が出来てしまいますよね。
どういうことかと言うと、9時30分から始業だとしたら9時30分ジャストのは危険なので、10~15分くらいは余裕を見るはずです。
また退勤後もなんだかんだで、10分くらいは職場にいるのですが、リモートワークになると、ジャストで終わらせて、そこから自由時間になります。
通勤時間の他にも、このような細かい時短が非常に大きいです。
集中力が増し生産性が上がる
リモートワークになると仕事の効率が落ちるという懸念がありました。
自宅にいるとダラダラしてしまいそうですからね。
しかし、実際には職場で仕事をするよりも集中力が上がったように感じています。理由としては
- 無駄な雑談などをしない
- 人の目が気にならない
- 質問などの横やりが圧倒的に減る
ということかなと自己分析しています。
エンジニアとして一番生産性がいいのは、ずっとコーディングに集中するという状況ですが、職場では会話が発生するのでコーディングがどうしても中断します。
あと、これは自分の性格だと思うのですが、人がいるとそれだけで視線が気になって集中できないのですよね。
もちろん人の性格にもよるかと思うので、逆に集中力が下がったという人もいるかも知れません。
また自分のGitなどを堂々と見ていても、何も言われないというのも大きいですね。セキュリティ的にOKだとしても職場だと流石に見づらい。
電話連絡や対面での会議が減る
電話が少なくなるというのが本当に大きいです。
職場にいると職場の電話に色々とかかってきて、それに対応するたびに自分の作業を中断しなければいけません。
業務携帯などがない場合、エンジニアのリモートワークだとZoomなどを使用してTV会議するという事が多いかと思います。
うちの職場でもZoomで会議をするようにしたのですが、電話や対面会議より頻繁ではないですし、職場にいるときより圧倒的にコミュニケーションに使う時間は減りましたね。
代わりにメールやチャットでのコミュニケーションが増えていきます。
「電話や対面はマジ無駄だから、エンジニアは全てメールやチャットにしてくれよ」
と日々考えていた自分にとっては、まさに渡りに船という感じでしたね。
メールやチャットは、自分の作業を中断する必要がなく、任意のタイミングで対応できるのでストレスが少ないです。
更に電話と違って証拠が残るので「言った。言わない。」という問題が発生しないのでメリットはかなり大きいと思います。
情報を集約化されるようになる
あとコミュニケーションの部分でいうと、情報集約化の仕組みができるのがいいところかなあと思います。
人と話す機会が減るので、どうしても社内ツールに情報を集めざるを得なくなります。
電話や会話によるコミュニケーションが主になると、「この情報は、あの人は知らない」というものがどうしても出て来てしまいます。
しかしリモートワークで社内ツールに情報を集めている場合には、上記のようなコミュニケーションの漏れを防止できます。
よくコミュニケーションはリモートワークのデメリットで挙げられますが、個人的には逆にメリットのほうが大きいと感じました。
自宅から電気代を支払う
これは「どちらとも言えない」という項目にあげたのですが、自宅でPCを操作するので電気代は自宅持ちになってしまいます。
一見デメリットと思うかもしれませんが、個人事業主のフリーランスエンジニアは「ニヤリ」とするはずです。
何故なら自宅の電気代や家賃を経費と出来る可能性が高いからです。(もちろん全額ではなく按分することになるとは思いますが)
また会社員でも、手当が支給されたり、会社に経費として請求できるような仕組みが今後主流になっていくかと予想しています。
会社としては交通費などを考えると圧倒的に節約になっているはずなので、払う余力はあるはず。
ライバルが全国、全世界になっていく
ここからはデメリットと思う点になります。
エンジニアでリモートワークをする場合、発注から請求まで全部リモートでやることも可能だと思います。
その場合、全国のエンジニアライバルと案件を取り合うことになるため、当然単価は下がりそうな気がします。
また気になるのはオフショアですね。
リモートワークが主流になると、「日本人に依頼する必要がそもそもなくね」となりそうです。
時給500円でもOKみたいな層と戦わないといけなくなるとマジで厳しい。
仕事用のPCが邪魔
エンジニアのリモートワークと言えども、セキュリティの関係で自宅PCで作業OKというのは少ないのではないでしょうか。
漏洩リスクあり過ぎですからねえ…。
おそらく、ほとんどの職場で会社支給のPC+VPNという感じになるかと思うのですが、その場合は単純にPCを自宅に置いておくのが辛いですね。
場所を結構取るし、雑に扱うわけにもいかないです。
まとめ
デメリットも書いてみたものの、メリットのほうが圧倒的に大きいと思ったので、個人的にリモートワークは非常に良いと思いました。
コロナウイルスの影響が去った後にどうなるのかわかりませんが、リモートワークが拡大する動きが続いて欲しいですねえ。