無職は自分がダメ人間であることを認めることから始めよう

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自他ともに認めるダメ人間のヒロユキと申します。

どのくらいダメかと申し上げますと、「33歳無職、彼女いない歴=年齢、スキルなし、貯金なし」という感じです。

私は自分のブログで何度も「自分はクズ人間だ」ということを書いているので、以前にプロフィールとブログ内容があっていないと言われたことがありました。

実はこれは、自己防衛、自己成長のために実施しているところであります。

もし私と同じように30代無職で心が苦しい人がいたら、何かの参考になるかもしれませんので、実施している理由を記載していこうと思います。

自己肯定感は高いほど良い

自己肯定感とは、自分で自分のことを積極的に評価する感情です。自己啓発などでは、この自己肯定感は高いほど良いとされているように思えます。

自己肯定感とは、自分を優れていると思うということではありません。ありのままの自分を受け入れて赦すことです。

誤解されそうと思うので先に書いたのですが、私は自己啓発書などと同じで自己肯定感は高いほど良いものだと思っています。

自己肯定感が低い場合は、ダメな自分を赦すことが出来ないため積極的に行動できないという問題が発生します。

「私にはリーダーなどは無理だから断ろう」

とか言いがちであり、「チャンスを掴むように行動する」より「自分が傷つかないように行動する」という考え方になってしまいます。

そのため、なにかにチャレンジする力を発揮するには、まず自己肯定感を高めるところから始めたほうが良いかと思います。

ダメな自分を認める=自己肯定感が低いではない

東洋経済に掲載されていた記事よると自己肯定感が低い人の特徴は以下の通りとのこと。

過去の失敗へのこだわりやトラウマがある

他人との比較や劣等感の意識が強い

いつも「できない」と思ってしまう

周囲への依存度が強い

人のために頑張ることができない

https://toyokeizai.net/articles/-/276344?page=2

「他人と比較して劣っていると思う=自己肯定感が低い」みたいな書かれ方がありますが、必ずしもそうではないと思っています。

自分は他人と比較して劣っていると思う → 劣っている自分を受け入れる

となれば「自己肯定感」は高いと言えるかと思います。もちろん

自分は他人と比較して優れていると思う → 優れている自分を受け入れる

というのが最高かもしれません。常に自信を持っていろいろなことにチャレンジしていけそうな気がします。

優れた経験がある方は、その経験が自信になり、更に成功できるという正のループに入りやすいと思うので非常に羨ましいですね。


自分がダメと認めることで自己防衛する

しかし、私のような「33歳無職」「彼女いない歴=33年」という人間が「自分が優れている」と思えるでしょうか?

不可能だと思います。

100人中100人がお前はゴミだと心の中で思いそうです。

そんな事実を無視して「俺は優れているんだ」と思い込むことは客観性を完全に放棄しないと無理です

そもそも人から「頭が悪い」などと普通に言われるので、これで自分が周囲より劣っていないと思い込むことは非常に難しいです。

そこで「俺はダメ人間なんだよ!!」と周囲に公言することにしました。

ネット上で言っているのではなく、リアルでも言っております。

  • 地区の常会などで元ホームレスのゴミだと伝える
  • 親に圧倒的のモテなさすぎるので結婚は不可能と伝える
  • 同級生にあったら無職になったと堂々と伝える

など一切プライドは持たずに、ありのままのゴミさを伝えています。

理由は、肯定感を喪失しないためです。

自分のことが赦せない人間というのは、「他人から凄いと思われたい」というのが大きいのではないかと思っています。

予め自分は「最低のゴミ人間です。」ということを伝えているので、始めから相手が期待しなくなります。

すると、「俺全然テスト勉強してねえわ」って言ったときと同じような謙虚欲が湧いてきて、他人より劣っている事実があっても心が落ち着くのです。

自分をダメと認めることで努力できる

どう頑張っても自分がゴミだと認めざるを得ない状況の自己防衛として、自分がゴミだと認めるということが有効と書きました。

自分がゴミだと認めることは、更に「人より努力するようになる」というメリットもあります

私は以前に、自己防衛のために「更に下の奴を見て満足する」という行為をやっておりました。

ホームレスを経験したことがあるのですが、その時に少年院上がりの奴を見て「こいつよりはマシだろう」とか、爺さんを見て「まだ俺は若いから余裕」みたいなことを考えていました。

それは非常に汚い感情であり、人間としても最悪だったと思います。

そして一番の問題点は、自分より下を見ていると努力する気が一切無くなるのです。

一方で自分が底辺だと認めてからは、脱出するために努力しなければいけないというマインドに変わりました。

おそらくですが、人間は心が壊れないように、全てに絶望することは避けるのではないかと思っています。

自分が劣っていると認めると「でもそこから抜け出さないといけないんだ」という気持ちは湧いてくるものです。

もし湧いてこないのであれば、まだ自分のことをゴミだと思う気持ちが足りていないのではないでしょうか。鬱病などでなければ、ヤバいという焦りが必ず湧いてくるはずです。

その気持ちを努力に変えることで、これから人生逆転を図っていきたいと考えています。

まとめ

  • 自己肯定感は高いほうが良い
  • 客観的に自分が劣っている時は、ダメな自分を認めるほうが心が落ち着く
  • 自分より下を見て満足すると、努力しなくなる

30代無職で何もできなくなった人は、プライドと境遇に板挟みになって何もできなくなっている可能性があると思います。

そんなプライドは一刻も早く捨てて、周囲にゴミ人間宣言をしていきましょう!!


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